理想の社長：トップは「ホリエモン」−−新入社員意識調査

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050423ddm041040162000c.html

ニッポン放送買収問題の時に、ホリエモンもうわ言の様に繰り返していた「株主の利益」という言葉がございまして、その言葉自体は真に正論なんでございますが、ちょっとまて。

ライブドアは、増資と買収で資産と資本を増やしている「見せ掛け上だけの利益」しか生み出していない「バブル企業」*1であって、まだまだこれから十分に資金をかけて基盤となる事業を展開していかなければならない時期にあるのに、大したプランも持たず（赤字覚悟で）球団買収を表明したり、一等地超高層に社長が居を構えたりしているのは、「株主の利益」に全くなっていないのじゃないか？

小泉首相の時と同じですね。大きな声で分りやすい言葉を叫び、旧体制に喧嘩を売るというだけで拍手喝采を浴びせる。小泉もホリエモンも言葉の中身はスカスカなのにね。しっかりしてくれよ、日本人。

*1:あくまで「現在」のお話。新事業への取り組みや、サイトのアクセスが今後も増えれ「ば」十分に自身での利益生産は可能。