たこわさ

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PERSONA5 the Animation #21「You can call me "Noir"」感想

#1 I am thou, thou art I

今回の満足度:3点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

春と共に奥村のパレスへと侵入した怪盗団。
モルガナは春がまだペルソナ能力に目覚めてから日が浅い為に、戦線から遠ざけようとするが――。

感想

流石に予想の範疇過ぎる展開であり、また相変わらず怪盗団の面々に危機感がなさ過ぎて脱力しながら見てしまった。
「黒幕」と繋がっている奥村が改心すれば、「廃人化」のターゲットになって始末されるのではないか? と何故考え及ばないのか。

もちろん、蓮達が十分に警戒していたからといって、あの悲劇を防げたとは限らないのだが……成功からの転落という形で、春の心には深い傷が残ってしまった。
ここ数回の脚本が非常に良かっただけに、なんというか、ご都合主義的な展開が目立ったことが残念だった。改心した奥村のシャドウが脱出を促したので仕方なく放置した……くらいの演出があっても良かったのではないだろうか? これではあまりにも怪盗団が間抜け過ぎる。

そして気になるのは、冴と明智の動き。
明智は今まで怪盗団を敵視してきたが、ここに来て「怪盗団がはめられたのではないか?」という可能性に思い当たったようだ。さすがは名探偵といったところか。
一方の冴は……すっかり自分の思い込みだけで動きはじめてしまっているようだ。これも「黒幕」によるミスリードの結果なのか、それとも冴にも「認知の歪み」が起こり始めているのか……。