たこわさ

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シュタインズ・ゲート ゼロ 第16話「無限遠点のアルタイル」感想

シュタインズ・ゲート ゼロ Vol.3 [Blu-ray]


今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

レスキネン教授との交流はますます深まり、岡部の中で留学の意志はより強いものになりつつあった。
しかし、そのことを嬉しそうに話す岡部を見つめるまゆりの表情には、どこか思いつめたものが。

一方、ダルと比屋定による電話レンジ(仮)の再開発は困難をきわめていた。
二人の頭脳を持ってしても、その完成はまだまだ遠い。比屋定は改めて紅莉栖の才能を思い知ることになった。
そんな中、珍しく岡部がラボに立ち寄ったことで、ダル達の研究がバレてしまい、岡部は二人に激しく詰め寄るのだが――。

感想

岡部の苦しみは岡部にしか分からない。だから、それを他の誰かが感情だけで否定することは出来ないし、それはあまりにも残酷な行為だろう。
しかし、それは他の人間にも言えることであり、「第三次世界大戦を止める」という悲願を持った鈴羽の感情を、岡部が否定していいはずもない。
ダルの怒りの拳には、そういう想いがこめられていた。

一方で、比屋定は「理論」でもって岡部の考えを否定しようとした。
数式や理論は嘘をつかない。未来の岡部達が発見した「シュタインズ・ゲート」という「解」にたどり着けていないのは、数式が間違っているからではないか?
反発する岡部だったが、今まさに科学の徒になろうとしている彼には、比屋定の主張を根本から否定することは出来なかったのではないだろうか。だからこそ、人間の感情を盾にした反論しか出来なかった。

そして、まゆりによって岡部の「感情の盾」もが破壊されようとしている。
紅莉栖の思いを無題にしない為、まゆりの命を救う為。
そう考えてα世界線を受け入れてきた岡部だったが、それは常に自分の心を殺すことでしかなかった。そしてまゆりは、その事実にとうの昔に気が付いていた。

岡部が心を殺し続けることをまゆりが望むわけもない。
そんな簡単な事実に気が付けないほど、岡部の心は壊れてしまっていた。

その揺るぎない事実を突きつけられた岡部は、果たしてどんな行動に出るのか?
いよいよ物語は佳境に差し掛かってきたようだ。

TVアニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』オリジナルサウンドトラック

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