たこわさ

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PERSONA5 the Animation #12「I found the place where I belong」感想

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今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

真を仲間に加えた怪盗団は、着実に金城のパレスを攻略していく。
複雑な仕掛けなどが苦手な蓮達にとって、頭の回る真は心強い味方となっていった。

怪盗団としての活動と学生としての日々の生活、その両面で信頼を重ねていく蓮達と真。
そして遂に金城のオタカラを発見した怪盗団は、満を持して予告状を送りつける――。

感想

パレスのギミックなど、ゲーム的な仕掛けについては極力言及せずに、結果だけを見せる手法はむしろ好ましく感じる。
ゲーム原作アニメでありがちなことだが、中途半端に原作ゲームのシステムをアニメで描写しようとして、結果よく分からない代物が出来上がってしまう事例をよく見かける(あえて作品名は出さないが)。
アニメとして落とし込んだ時に不自然になるくらいなら、今回のようにサラッと流してくれた方が、原作を知らない人間にはむしろ分かりやすい。

前回の汚名返上とばかりに参謀らしい役割をこなす真だが、時折頭が良すぎて一周してしまうような言動が見受けられる。今後もそのポンコツぶりを遺憾なく発揮してくれそうだ。

さて、物語は折り返し地点に入ったのか、今まで何度か姿を見せていた「黒幕」が動き出したようだ。
「黒い仮面の男」は一連の騒動の果てに何を狙っているのか……それとも、狙いなど無くただ人々の欲望を煽る事自体が目的なのか。
出来れば、小物過ぎてがっかりするようなことがないよう願いたいが。