たこわさ

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ボールルームへようこそ Heat.19「敵(ライバル)」感想

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今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

いがみ合いながらも奇跡的なバランスを保った多々良達は、二次予選でもフルチェックを取る。
だがその裏で、明達の組はチェックを一つ落とすなど結果が振るわない。

思わず苛立ち、リーダーの峰にあたってしまう明。
しかも、千夏からも眼中にないような事を言われてしまう。

情けない気持ちに陥った明は一人、幼い頃の事を――千夏と出会いダンスを始めた頃の事を思い返していた。彼女の抱いた純粋な憧れの日々を――。

感想

お互いに意地をぶつけ合うことでメキメキ上達していく多々良ペア。
その様を目撃した明の顔から、ようやく虚飾が剥がれる時が来たらしい。
そもそも、千夏を強く意識してきたのは明の方だけで、千夏の方は意趣返しの意味しかなかったように見えた。なので、今回明かされた明の内面――千夏への圧倒的依存心はあまり意外とは感じなかった。

見ようによっては、明が「片思い」をこじらせ過ぎたようにも思えるが、千夏の方に問題があったことも想像に難くない。多々良への言動や、明の回想における心無い千夏の言葉の数々からは、彼女の「男らしい」魅力は、良い意味でも悪い意味でも自分本位とイコールである事がうかがえる。
拗ねる気持ちもあったのだろうが、明があそこまで千夏を挑発する気持ちは十分に理解できる。というか、明が気の毒になってきた……(苦笑