たこわさ

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舟を編む 第八話「編む」感想

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今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

十三年の時が流れていた。大渡海の編纂作業は、予算獲得のための諸々の書籍の作業等の横やりがあったことも手伝い、まだ終りを迎えていなかった。そんな辞書編集部に、久々の新人がやって来た。その新人、岸辺はファッション誌編集部一筋だった自分が何故辞書編集部に……という疑問とも不満ともつかぬ想いを抱いており、編集部に居心地の悪さを感じていた。だが、馬締や西岡は、岸辺のある言動から彼女が「辞書編集に向いている」と評価し――。

感想

いきなり十三年も時が流れていて、びっくりさせられた。馬締の外見が殆ど変わっていないのに対し、香具矢は年相応に老けている(失礼)のが、妙にリアル。
岸辺に関しては、馬締はああ言ったが、やはりファッション誌の方でも持て余されていた面もあるのではないかと思った。編集長は彼女に好意的であっても、他の編集者がそうとは限らず……。出る杭が打たれる前に、編集長が彼女を逃しつつ長所を伸ばす部署へ推薦したのかもしれない、などと妄想してしまった。

タケさんが写真でしか登場しなかったが、つまりはそういう事なのか、それとも施設に入っているのか……。馬締の成長ぶりや、香具矢が店を構えるまでになった姿を見る事が出来たのかどうか、気がかりでもある。

舟を編む