たこわさ

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クロムクロ 第十七話「雲中に鬼が舞う」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

ミラーサに裏切られ、ムエッタの姿は水中へと消えた。彼女こそが雪姫その人であると信じる剣之介は、由希奈と共にクロムクロでムエッタを捜索するが、その最中にエフィドルグの飛行型ジオフレームが襲来する。
空を飛ぶ相手に翻弄され一方的に嬲られるクロムクロ。だがその時、何者かがクロムクロに助太刀し――。

感想

「俺ならクロムクロを空から攻めるね」と言わんばかりの――いや厳密に言えば「空から」ではなく「空に引きまわして」なのだが――ヨルバの攻勢に、「ああ、これはクロムクロが空を飛べるようになるフラグだな」等とロボットアニメ脳を働かせていたら本当にそういう展開になり、一人テレビの前で興奮してしまった。
残念ながら「スクランダークロス!」のようなカタルシスは無かったものの、中々に独特なデザインの「翼」と十文字槍をモチーフにしたであろう新武装を携えたクロムクロの親和性は高く、実に様になっていた。
合体機構といいそれを通じてパイロットである剣之介に操縦方法がインプットされる仕組みといい、やはりクロムクロは拿捕したエフィドルグの機体を「鬼」が改良したものか?

しかし、ミラーサの悪事が早々にばれたのはいいが、それを看破したヨルバも比較的脳筋であり、やはりエフィドルグ側には戦術や戦略といった観点が全く抜け落ちているように見受けられる。頭の回るフスナーニとムエッタの喪失が彼らのウィークポイントになるのではないかと思ったり。