Fate/stay night [Unlimited Blade Works]　#08「冬の日、心の所在」感想

原作プレイ済み。ディーン版及びFate/Zero視聴済み。原作ネタバレにならない程度で補足説明など交えて。
（以下ネタバレ）

あらすじ

龍洞寺での一件を経て、セイバーと「戦う為」の鍛錬を始めた士郎。以前は全く歯が立たなかったセイバーとの打ち合いだったが、間近で体感したアーチャーの剣技に影響を受けた士郎の技量は驚くほど上がっていた。
学校。いつにも増して様子のおかしい慎二の様をみて、凛と今後の方針――慎二ともう一人のマスターにどう対処するかを士郎が話し合っている最中、慎二がライダーに命じ学校に張られた結界を発動してしまう。不用意に慎二を挑発した己の迂闊さと、数多くの生徒達が死に瀕している姿を見て動揺してしまう凛だったが、非常事態にもかかわらず努めて冷静な言動を貫く士郎の姿に驚かされる。
謎のゴーレムも大量に出現し、進退窮まった二人は士郎の二つ目の令呪でセイバーをその場に呼び寄せ攻勢に転じるが――。

感想

「このアンポンタン！！」とか人前にも拘らず「素」の態度で士郎に怒鳴りつける凛さんが最高に迂闊可愛かった訳でございますが、全体的には荒っぽいというか、BD版と比べると大分カットされているのかな、と感じる部分が多々あった印象。
それでも、ライダーさんの首がグルリンパしたシーンのシュールさと慎二の慎二たる所以――ヘタレワカメ――が存分に描かれていてその点では中々の出来だったかも。キャスターの分身がなぜ最初ライダーの姿を借りていたのかは物凄く謎だけど。原作でもそんな描写だったでしょうかね？ちょっと記憶にない。
しかし、今回みたいに全体の出来にちょっと疑問符がついても、凜の可愛さだけはちゃんと担保してくれるんだからこのアニメのスタッフは有能すぎると思いました！あと、クラスメイトの後藤君が活躍してくれるというファンサービスもグッドでしたね。