たこわさ

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東京喰種トーキョーグール 第7話「幽囚」感想

原作未読。
(以下、ネタバレ)
CCGの捜査官にリョーコが惨殺された。ヒナミに助けを求められたカネキだったが、見ている事しか、ヒナミに母親の最期を見せまいと彼女の目を塞ぐ事しか出来なかったと悔やむ。一方、リョーコの死を、そしてヒナミが捜査官に顔を見られてしまい最早20区に留まる事は許されない事を知ったトーカは、単身CCG捜査官に報復を――。


カネキの言う通り、人間側から見ればCCG捜査官の存在自体は正しい訳ですが、親子の情を目の前にしても「人間の真似」としか受け取らない彼らには、御しがたい歪みが存在しているようにも見受けられます。事実、リョーコとヒナミの母娘は人を殺さずに生きてきた訳で、そういった人間との共存を望む喰種の存在など信じない――というそもそもそんなものが存在する可能性を考えない、恐るべき「正義感」に燃えるのが彼ら捜査官という存在なのでしょうね。

さて、「人を殺さない」と宣言してはいるものの、マスクを受け取りトーカの支えとなるべく戦う決意を固めたカネキ。EDのイラストも平和な日常のそれから戦いを予感させるものへと変わり、いよいよカネキも修羅道に入ってしまうのか?

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