たこわさ

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ガリレイドンナ 第十話「時空金魚 後編」感想

(以下ネタバレ)
ガリレオテゾロの力により時間移動してしまった星月は若き日のガリレオガリレイと出会う。彼の協力を得た星月は、元の時代に戻るためのキーと思しき謎の雷雲に接近するために、飛行機の設計を進めるが――。
前回予想した通り、タイムパラドックスなどなんのその、星月がガリレオと出会った事で月のスケッチに隠された恋文が追記され、またその文章を読むために必要な光――ガリレオテゾロの光が生まれた、というような展開になりつつあるようで。この手のループした時間の流れを内包したお話自体は好きなんですが、いかんせん展開が唐突だったし「ああそこに繋がるのか!」と思わせるような伏線に乏しいというか。
もちろん、星月とガリレオが想いを通じ合わせるメロメロドキュンな展開も好みではあったんですが……ガリレオさんがあの時一体お幾つだったのかがちょっと気になったり(ぉ
さて、無事に元の時代に戻った星月でしたが、時間移動を経験したもののそれが直接絶体絶命の事態を打開する事にはならず、結局追い詰められることに……。
こうなってくると、あのタイミングで時間移動が発生した意味って何だったんだろう? と首を傾げたくなる展開になってしまいますが、案外星月から事前に話を聞いていたガリレオが、遠い未来の彼女を救う為にガリレオテゾロに起死回生の仕掛けを仕込んでいた……なんてオチもありそうですね。
むしろ、ガリレオテゾロ自体が新しいエネルギーではなく、星月を守る、もっと言えば時間移動なり時空転移なりを可能にしてもう一度星月とガリレオが再開する為のアイテムだったりして。