たこわさ

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神のみぞ知るセカイ 女神編 FLAG 10.0「ラビリンス」感想

原作既読。アニメ第一期・第二期・OVA視聴済み。
(以下ネタバレ)
最後の女神は歩美の中にいた。しかし、ちひろとの事を知る彼女は桂馬を拒絶し、もはや型通りの攻略は通用しない。そんな状況下でも奮闘する桂馬だったが、そこにヴィンテージの襲撃が――。
「歩美の内面は複雑すぎて分からん」――落とし神とも思えぬ台詞ですが、それだけ桂馬も切羽詰っているし、ちひろの事で動揺もしているのでしょうね。もしくは、「最初の攻略相手」である歩美だからこそ完璧なはずの桂馬の思考回路がショート気味なのか。
そんな最悪の状況の中でヴィンテージに襲撃され、まさに絶体絶命となった桂馬達を救ったのは、新地獄で囚われの身となっていたはずのハクア!!
ドクロウ室長に助け出され、新地獄の未来を一身に背負って立つその姿はまるで「戦うヒロイン」そのもの。すわこの物語の真のヒロインはハクアだったのか!? と思ったもののハクアにしては胸が豊かな気がするのできっとあれは偽者に違いない(ぉ
圧倒的なハクアの実力でヴィンテージを捕らえたものの、他の女神(と疑われている桂馬が攻略済みの女子)が既にヴィンテージの手に落ちてしまっているというこの状況、どう考えてもピンチ。幸いディアナは機転を利かして無事だったものの戦力差はいかんともし難く……しかし、桂馬の脳裏には直接戦うのではなく、歩美を攻略することで見えてくる「エンディング」が確かに浮かんでいるようで。
しかも――おそらくヴィンテージから守る意味もあったのでしょうが――歩美にとって今一番顔を合わせ辛いちひろを伴っての攻略……。桂馬必勝の奇策やいかに?