たこわさ

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スピッツ「さらさら/僕はきっと旅に出る」を購入

ヴォーカルの草野マサムネが震災後にPTSDで体調を崩しツアー中止・休養となっていた事もあって*1、旧来のファンとしては色々といらん心配を(一方的に)しておりましたが、本シングルを聴いた限りではそれは杞憂だったようです。
とはいえ、「さらさら」も「僕はきっと旅に出る」も、「儚く脆いこの世界に生きる事の切なさ」と「それでもそばにいてくれる人への感謝の念」をひしひしと感じてやまない詩となっているように見受けられ、やはりマサムネの心の中で一連の震災に対する悲しい思いが尾を引いているのかもしれません。
そういった思いを抱えながらゆっくりと心を癒す為に休養する時間を描いたのが「さらさら」で、また再び歩き出そうという決意を表したのが「僕は旅に出る」なのではないかな、と。
もっとも、スピッツの歌詞はそもそも抽象的なものであり、また全ての歌詞を手がける草野マサムネ自身が「意味は聴いた人それぞれが考えてくれればいい」と明言しているので、そういった決め付けは野暮というものなんでしょうが。
私がスピッツの音楽と出会ってもう20年以上の年月が経過しましたが、常に新しい何かを求めて彷徨う彼らの音楽性や草野マサムネの詩は私にとっても大きな励み。どうかこれからも尖がった彼らでいてほしい。

*1:公式コメントでは震災時の今までに無いような揺れやTVで繰り返し流される災害の映像にショックを受けた、とされていますが一部では長年続いているストーカー被害のストレスの結果ではないかとする向きもあるとか。