たこわさ

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僕は友達が少ないNEXT 第10話「残念王と笑えない話」感想

原作既読、前期アニメは視聴済み。
(以下ネタバレ)
映画の脚本がパクリだった事が判明し、部員達に吊し上げられる夜空。映画の撮影継続が困難になるかと思いきや、星奈が自分も脚本を書いていた事を明かし……。
二期での夜空は完全にいじられキャラのポジションが定着してしまった感がありますね。パクリ行為とか、ヒロインとしてはもうこれ再起不能なんじゃ? と大概の人が思いそうな。まあ、夜空好きは彼女の駄目っ子な部分も大好きなのでむしろプラス要素になってしまうんですがw
さて、肉の超脚本(悪い意味で)で映画撮影が再開されたわけですが、その流れで理科がいかに「縁の下の力持ち」として隣人部を支えていたかが明かされます。思えば、彼女は第一期の頃から純粋に隣人部の活動を楽しんでいる節があるように描かれてきました。それに加え、自ら率先して皆を楽しませる為に裏で努力していたなんて事実が発覚したら……小鷹だってときめいてしまいますわなぁ。
さて、その小鷹のですが、異性に対するときめきには自覚的というラノベ主人公には珍しいタイプではあるんですが、その反動で異性からのアプローチには鈍い――というキャラクターを今まで貫き通してきました。しかし、異性の可愛らしい仕草や自分に対する好意的な言葉に頬を染められる程度の感性を持つ青年が、果たして本当にあんなニブチンだという事がありえるんでしょうか?
そこにメスを入れたのは、やはり理科でした。小鷹お得意の「え? なんだって?」という反応に秘められた小鷹の真意を看破した上で彼女は問いかけます。「そろそろ次の段階に進んでもいい頃では?」と。そんな前後を省略した理科の言葉に対して、激しく反応する小鷹の姿。それは、小鷹が周囲の女性からの行為に実は気付いていた、という事実の証左にほかなりません。
何故、小鷹が「気付かない振り」を続けているのか、その理由はおそらく近いうちに明かされる事でしょう。まあ、散々伏線は張ってあるので気付く人はとっくに気付いているでしょうが。

だって理科達はもう――じゃないですか

風に消えた理科の言葉を小鷹が認めたとき、物語は次の局面へ向かうのでしょう。――って後2話位しかないけど。

しかし、おさげ理科は死ぬほど可愛いですなぁ……。新登場の生徒会長は尻担当なのか(ぉ