たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

ROBOTICS;NOTES #09「血と汗と涙の結晶ですから」感想

原作未プレイ。
(以下ネタバレ)
ガンつく1遂に完成す! だが――。
スポンサーが付いたとはいえ、高校の部活動であれだけの大物を仕上げたのだから大したもの……なんでしょうが、島の人々の反応は芳しくなく、更にはガンつく1はまさに一歩を踏み出した所でエンジンが逝ってしまい巨大なガラクタに。
ドクが語るように設計から既に9年が経ってしまって時代遅れになっていた、という事もあるんでしょうが、みさ希の反応を見るにそもそもの設計からかなり違うものに仕上がってしまったところも大きかったのでしょう。あき穂の情熱とは裏腹に、人々を惹きつけるだけの「熱」を発することなくガンつく1は沈黙してしまいました。
恐らく、長深田も綯も、大人達は皆どんな結果に終わるのか予想していたのでしょうが、それでも温かく見守っていたのだな、と。まあ、そもそも綯は1号機開発をストップして2号機を開発すべし、と提案してましたけれども。
それでも、海翔の問いに「姉に追いつきたい」と答えるあき穂の目はまだ死んでいなくて……。しかし、一体どう話が転ぶやら。
一方で海翔は愛理や君島レポートの存在を遂にフラウにまで教えてしまい、いよいよ周囲を巻き込み始めた感があります。
ここまで沢山の伏線が張られていますが、一体どの辺りから回収が始まるのか。シリーズ作である「STEINS;GATE」では折り返し地点から驚天動地の展開が続いただけに、本作も油断してみていると痛い目を見そうですな。

しかし、海翔は本当にあき穂の為となると一途ですなぁ。聞いたところによると原作ゲームよりやる気のある性格になっているらしいですが、そこはナイス改変だと思われ。