たこわさ

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青の祓魔師 第6話「まぼろしの料理人」感想

第1話以来感想を書いてませんでしたが、第5話まで観てたらなんか色々と書きたくなってきたので再開。
(以下ネタバレ)
――って、人が感想書くのを再開した途端ギャグ回か!?
まあ、ギャグ回と言っても、兄弟の関係性とかキャラクター達の日常とかを描いてくれる分には全然問題ないわけですが。
この手の「バカ兄貴と冷静な弟」物って、ともすれば「理屈では弟の方が正しいのに最終的には何故か熱血馬鹿の兄貴が正しい事になっている」という理不尽な構図に陥りやすいと思うんだけれども、この作品の場合、基本的にはやっぱり雪男の方が正しいんですよね。
ただ、彼の正しさというのはある種冷たい正しさであって、取りこぼしてしまうものが必ず出てしまうと言うか。声優さんが一緒だからという訳じゃないんですが、「コードギアス」のルルーシュと同じく、完璧な計算の上で行動しているのに大事何かを失ってしまうタイプ、というか。
逆に燐は、結果オーライな行動ばかりで、問題を解決してもまた新たな問題を残してしまうというか。
多分、「どっちが正しい」という事じゃなくて、結局この二人が協力して困難に立ち向かっていかないと本当の解決にはならない、相互依存の関係なんでしょうね。

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ところで、前回勝呂が襲われそうになった原因を作った「麿」みたいな眉毛をした性格の悪そうなキャラ=神木出雲に激しいツンデレ臭を感じるな、と思ったら公式サイトのキャラ紹介で既にツンデレ認定されてたw*1

*1:勝呂も燐も無事と分かった時のほっとした表情とかがかなり意識的に描かれていたので、そういう描かれ方をされそうですね。声優さんが喜多村英梨というのもポイント高いなぁ。