たこわさ

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ゲゲゲの鬼太郎(第6期) 第29話「狂気のフランケンシュタイン」感想

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今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

何も話してくれず一方的に協力ばかりを求めてくるアニエスに、鬼太郎は怒りを覚え、アルカナの指輪が見つかり次第日本を出て行けと、らしくない突き放した態度をとってしまう。

そんな中、アニエスは水晶玉で指輪を見つけ出すが、またもや独断専行をして鬼太郎達とろくに協力しなかったばかりか、都会の真っ只中で姿を晒したことで世間を騒がせ、更には指輪もすんでのところで逃してしまう。

指輪も確保できず、ゲゲゲの森にもいられない。
失意のアニエスだったが、一連の騒動を偶然に目撃していたまなが、アニエスに手を差し伸べ――。

感想

ゆるい百合に、フランケンシュタインによる汚すぎる壁ドンなど、製作側の懐の広さを感じるエピソードだった(笑)。

アニエスはやはり、ツンデレというよりはただ不器用で他人との接し方が分からないだけなのだ、ということが今回の話でよく理解できた。
だからこそ、良い意味で空気を読まない、まなのような少女に心を許したのだろう。

さて、今回の敵役であるヴィクター・フランケンシュタインだが、一般にフランケンシュタインというと、ヴィクター・フランケンシュタイン博士が作り出した怪物の方を指すことが多い。
本作の場合、博士本人が自分を改造して妖怪となったのか、それとも博士によって造られた怪物がその名前を受け継いだor奪ったのかは不明だが……とりあえずロリコンであることは間違いないようだ(笑)。
子供のような姿も何らかの偏執狂的性格の表れなのか、それとも彼自身が造られてからまだ年数が経ってない存在なのか……作中で明らかになることはあるのだろうか? 色々と気になる部分だ。

今回は、3クール目に入ってからは一番出来が良いように感じられた。
が、まなとアニエスの風呂シーンをカットしたことは許されない(ぉ