たこわさ

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進撃の巨人 Season 3 第48話「傍観者」感想

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今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

女王となったヒストリアは、玉座に君臨するのかと思いきや、牧場で孤児たちの面倒を見る時間を大切にするなど、おおよそ支配者らしからぬ姿を見せていた。
だがそのことがむしろ民達に信頼をもたらし、ヒストリアはいつしか「牛飼いの女神様」と尊敬と親しみを込めて呼ばれるようになった。

また、エレンが身に付けた硬質化能力により、壁の穴を塞ぐだけでなく、兵を犠牲にすること無く巨人を駆逐する兵器の開発が進んだ。

そんな中、エレンは垣間見た父親の記憶に思いを馳せていた。
記憶の中で父親が会っていた人物が誰なのか分かれば、巨人についての謎がまた一つ明らかになるかも知れない、と。
そしてエレンは、ひょんな事からその人物が自分もよく知る人間あることに思い当たり――。

感想

色々と好転したようにも見えるが、巨人の、そして世界の謎はまだ全く解き明かされていない状態。
エレン達もそのことは分かっているらしく、次なる戦いに備えている雰囲気がある。
結局は、ライナーとベルトルトと雌雄を決さなければ何も分からない――そういう確信が彼らの中にあるのだろう。

ハンジは対巨人兵器の完成に大げさに喜んで見せていたが、実際にはエレン達と同じく、実際には何も好転していないのだ、と分かっているのだろう。それでもあえて喜びを見せ、兵士がこれ以上犠牲にならずに済むかも知れないと口にした。
きっと、エルヴィンが次期団長にハンジを指名したのは、ハンジのああいった人間として情の深い、マッドサイエンティストに見えて最終的には人間の情を優先してしまう部分を理解していたからなのだろう。

しかし、原作を読んだ時にも感じたが……シャーディス教官の頭髪の減り具合が……辛い。

楽園への進撃  通常盤

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