たこわさ

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ゲゲゲの鬼太郎(第6期) 第21話「炎上!たくろう火の孤独」感想

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今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

新しい金儲けのタネはないかと、悪巧みに余念のないねずみ男は、ある日「たくろう火」という内気な火の妖怪と出会い、言葉巧みに彼を丸め込んで、遊園地のアトラクションとして売り出すことに。

当初はセリフも辿々しい「たくろう火」だったが、次第にそれも上手になり、彼のアトラクションは日に日に人気を得ていく。
その人気の裏には、「たくろう火」の友達の存在があった。

すぐ近くのアトラクションを任されていたロボットの「ピグ」。
偶然に「ピグ」と出会った「たくろう火」は、自分と同じくしゃべるのが苦手だという彼と一緒に、毎日人前でしゃべる練習をしていたのだ。

「ピグ」のアトラクションも本当に少しずつではあるが、ようやく形になってきて、「たくろう火」は楽しい毎日が続くものと思っていた。
だがそんなある日、ねずみ男が「ピグ」のアトラクションを潰すと言い始め――。


感想

騙されただけの「たくろう火」が人を殺してしまったのかと一瞬ヒヤッとしたが、(原理不明ながらも)無事に全員生還したようでホッと一息。
やはり第五話の不評を受けてか、理不尽に人が殺されるような話には慎重になっているらしい。

雨降り小僧がどうやって「ピグ」の体に入っていたのかなど、細かいツッコミどころはあれど(半分以上わざとだろうが)、今回も出来の良いエピソードだった。

やはりねずみ男はこの位ゲスくなければw

過去アニメでの「たくろう火」の扱い

今回は、努力家でひたむき、友情に篤いという設定で登場した「たくろう火」だが、過去作では悪役で登場している。

ゲゲゲの鬼太郎(第3作)での「たくろう火」は、第85話「河童一族とたくろう火」に登場。人間と河童の少年を騙して河童の国を乗っ取ろうと考えている悪い妖怪として描かれている。
今回の役回りとは大きく異なり、一体どういう経緯で「たくろう火」があんな健気な役回りになったのか、少々気になるところ。