たこわさ

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ゲゲゲの鬼太郎(第6期) 第17話「蟹坊主と古の謎」感想

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今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

境港での事件を解決した鬼太郎達は、そのまましばらく逗留し夏の海を楽しんでいた。

しかしそんな中、坊主の恰好をした大男に人々が銅像に変えられてしまうという事件が発生。一反木綿までもが銅像に変えられてしまう。
街の人々と相談し、調査を始めた鬼太郎達。だがそんな鬼太郎達の前に、その坊主姿の妖怪が現れ、鬼太郎もねこ娘もこなきじじいも、塗り壁までもが銅像にされてしまう。

なんとか逃げ延びた砂かけばばあと目玉のおやじは、大山に済むという烏天狗に知恵を借りようとするが――。

感想

何とも苦いエピソードだったが、人々の協力で蟹坊主が姫君や他の妖怪達と共に語り継がれていく、という終わり方に救われる部分も。
上手く街を宣伝したな、とも思ったが(笑)。

小次郎は分かりやすくまなに惚れていたが、もしかすると今後も出番があるのだろうか?
なんだかんだ言って助力してくれた烏天狗の長老も実に良いキャラクターだった。
やはり、1クール目において顕著だった、「人間が妖怪に対して無関心過ぎる」点が不評だったのか、2クール目はとにかく人間側が妖怪の存在を半ば受け入れ、「そこにあるもの」として扱っている点が印象に残る。

が、一度狸たちに支配されている日本で、あそこまで妖怪を受け入れられるものか? という疑問もある。
普通に考えれば、認知は進むだろうが反発はそれ以上に大きくなるのではないだろうか?
返す返すも、狸のエピソードは必要なかったように思える。