たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などの感想を中心にお送りする雑多ブログ。

Fate/EXTRA Last Encore 09「招き蕩う黄金劇場 ―アエストゥス・ドムス・アウレア―」感想


今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

ユリウスに破れ、更には己が死者そのものとも呼べる存在である事を明かされたハクノ。
傷つき倒れたはずの彼は、気が付くと学校の視聴覚室のような場所に辿り着いていた。

そこには先客がいた。どこかハクノと似たような雰囲気を持つその少女こそが、セイバーの前のマスターである岸波白野その人だった。
視聴覚室のスクリーンに映し出される映像は、白野とセイバーの戦いの記録の数々。その映像と白野の言葉から、ハクノはセイバーの真名を知る事となる。
ローマ皇帝ネロ・クラウディウスという名を――。

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感想


今回登場した岸波白野*1は、原作ゲームにおけるプレイヤーの分身たる主人公そのもの。原作では主人公の性別を選べる為、岸波白野という人物は男女のどちらかしか存在しないことになるのだが……本作においてもそれは変わらなかったようだ。*2

Fate/EXTRA本来の主人公である岸波白野は、第一話冒頭でピースマンのサーヴァントに敗れ去った。
岸浪ハクノは、その残滓を取り込んだ死相であった、というのが真実だったという理解で良いだろうか?

作中でも断片的に描かれた通り、白野自身も生身の肉体を持った人間ではなく、「かつて生きていた誰か」のデータを再現した電子生命――NPCだった。
それでも聖杯戦争を最後まで勝ち抜いた彼女の内面が果たしてどんなものだったかについては、原作ゲームに譲るとして……ハクノに向けた数々の言葉から、彼女がセイバー=ネロの語るような強い魂の持ち主であった事は疑いようがないだろう。

ハクノと白野には、「人間ではない」という共通点があった訳だ。
だが、白野は生者だったが、ハクノは死者だ。この違いが物語にどんな結果をもたらすのか……。

今回はシナリオ的には100点満点だったが、前回も書いた通り近接戦闘の描き方が酷かった。シャフトは本当にこういったバトルを描くのが苦手なようだ。

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*1:なお、岸波白野(女)は「クラスで三番目に可愛い女子」というコンセプトでデザインされたらしいのだが、むしろ一番可愛いレベルじゃなかろうか? というのがファンの間での評価であるw

*2:もっとも、続編シリーズであるEXTELLAでは裏設定で男女両方が存在する事になっているのだが……まあ、本作には関係のない話だろう。たぶん。おそらく。