たこわさ

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異世界食堂 第11話「カルパッチョ」「カレーパン」感想

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今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

「ねこや」でクロが働き始めてしばらくの時が流れていた。長い長い年月一人で過ごしてきた彼女は、店主やアレッタ、客達と過ごす日々に不思議な想いを抱くようになっていたが――。

感想

今回は作画というよりも、全体の流れ……特にシーンとシーンの「繋ぎ」の部分がやや苦しく感じる場面が多々見受けられた。
もっとも、制作側が一番力を入れたであろう、クロがアレッタに直接声をかけるシーンが非常に良かったので、作品全体の魅力を損なうレベルではなかったが。
脚本はいつも通り安定していた印象。

かつてアルフォンスが残した手紙をもとに、セイレーン(?)の少年少女が「ねこや」に辿り着くという、本作特有の人物同士の絶妙な関係は健在――と思っていたら、アルフォンス本人が登場してそれをアーリウスが気付く、というところまで描かれて、何だかねこやには因果を捻じ曲げる力でもあるのではなかろうか? と益体もない事を考えてしまった(笑)。

しかし、セイレーンには「調理」の概念はあるのだろうか……? 調味料のない文化圏で育った人間は、調味料の味に違和感を覚える場合もあるので、彼らが「おいしい」と感じた事にも何か理由があるのかも? 等と思った。
「新鮮」という言葉については、恐らく彼らにも「保存」という概念(と言っても多めに漁をして冷所に置いておく位だろうが)があるのだろうな、と解釈した。

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