あらすじ
文化祭での公演も近付く中、ひな子は未だに踊りの振り付けも満足にこなせず、目を回したり周りの人にぶつかったりしてしまう始末。そんなひな子の情けない様子を見て、「何故こんな子がヒロインを」と不満を募らせるゆあだったが――。
感想
この作品、当初は「ほのぼのな日常の中で不意に繰り出される戦略級のエロ」が良かったと思うのだが、今回のひな子のダイナマイトボディだったり狙いすぎた練習着だったりが、あまりにもあからさま過ぎて最早ただの「エロ系萌えアニメ」でしかないな……という感想しか抱けなかった。
ひな子がひたむきに頑張る姿は応援したくもなるが……文化祭での公演までの日程を考えると、台詞も動きも満足に入ってない状態で、完成度の高い舞台が出来るはずもないのだが、と野暮なことを考えてしまう。
日常系ほのぼの(エロ)アニメに現実的なツッコミを入れたら負けなのかもしれないが、高校演劇レベルであっても、一つの舞台を作り上げるのはもっと大変で時間のかかるものであり、「最後の一週間でどうにか仕上げました!」は通用しにくい世界なので、この辺りの描写の緩さはどうしても気になってしまった。
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