あらすじ
燐達の京都での逗留先となったのは、勝呂の母が営む旅館であった。そこには、先の襲撃で打撃を受けた明陀宗の面々も顔を揃えていたのだが、何故か長たる勝呂の父は姿を見せない。実は、勝呂が正十字学園に入学した理由の一つは、リーダーシップを発揮しない父親に対する苛立ちと反感であり――。
感想
勝呂の実家・明陀宗の面々が登場。宝生姉妹が何故か原作よりも美化されているに感じたが、私的お気に入りキャラである蝮も可愛くなっていたので結果オーライか(笑)。
勝呂の父・達磨は一見すると勝呂が語る通りの生臭坊主に見えるが、あれだけの祓魔師・祓魔師候補がひしめく旅館の中で、殆どの人間にその存在を気取られずに動き回っている辺りは流石、といった所か。
志摩の兄達も登場したが、次男の柔造は作品屈指の男前なので原作未読組も注目してあげてほしい。