(以下ネタバレ)
あらすじ
歓談する黒騎達の目の前に突如出現した巨大怪獣。ビル街をすさまじい振動と共に闊歩した怪獣は、口から熱線を吐くと旧都庁ビルを爆破してしまった。あまりにも現実味に欠ける光景に目撃者達は呆気にとられたが、それもそのはず、怪獣は実体ではなく3D投影イメージであり、爆発も予め仕掛けられていた爆弾によるものだった。
翌日、犯人として特撮監督の角山の名が浮上するが、角山は既に死亡しており被疑者死亡のまま捜査が進められるかと思われた。だが、生前の角山の人となりを知るという瀬名は、事件は角山の作品を利用した何者かによる犯行であり、角山自身は関係ないと主張する。
そして瀬名の言葉通り、事件の調査を進める内に第三者の影がちらつき始め――。