たこわさ

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アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd File 5 「利するは誰か」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

都内で同時多発的にウィルウェアによる軽犯罪が発生。ダイハチが現場に辿り着く前に立ち去るその手並みから、統一された意志を持ったグループによる犯行だと推測されたが、それにしては目的が見えず、現場は翻弄されるばかりだった。犯行日時にも一貫性が無く手詰まりかに見えたが、山吹室長が偶然目にした妹・陽の友人である地下アイドルのライブチラシが思わぬ手掛かりになり――。

感想

稲城が一気に怪しくなってきた。黒騎も山吹も彼を信頼しきっているようだが、稲城には何か裏の目的がありその為に二人を利用している可能性も見えてきた。勿論、それが「悪」とは限らないのだが……稲城と話す時に完全に「女の顔」になっている山吹の様子を見るに、姉妹揃って裏表のある男に利用される運命にあるのかもしれないと、少々暗澹たる気持ちになった。
過剰な睡眠不足で暴走してしまった瀬名はらしくないなと思ったが、よく考えてみれば、こと「破壊」という点においては花咲里の師匠は間違いなく彼であり、むしろ面目躍如と言った所か(笑)。久々登場のアビゲイル専務との過激などつき漫才は見ていて実に楽しい。

何気に黒騎への興味を隠さなくなったエミリアのヒロイン度が右肩上がりだが……実はエミリアにも何か裏があるとかだったら流石に落ち込んでしまいそうだ。この作品には是非とも「痛快」なノリを維持していただきたい所。