たこわさ

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クロムクロ 第十八話「湯煙に消える」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

パイロットとして初めての給料をもらった剣之介と由希奈。浮かれる由希奈に対し、剣之介は律儀にも「普段世話になっている礼」として小春と和尚に土産を買って帰るなど、気遣いを忘れなかった。その剣之介との違いを指摘された由希奈は、有耶無耶の内に家族サービスとして皆を温泉に連れていく事になってしまうが、その話を聞きつけたクラスメイト達もそれに便乗しようとして――。

感想

温泉回の後にシリアスと、同時期放送の某プリヤと図らずも展開が被っており、一人ほくそ笑んでしまった。
――まあ、それはさておき。

地層好きという由希奈の設定がまさかこんなところにまで及ぶとは、という印象。彼女がある種の方向音痴である事も伏線となっており、ここまでお膳立てされていると最早「ご都合主義」と指摘する気にもならない。
ムエッタは相変わらず凶暴極まりないが、それでも(敵であるはずの)由希奈が自分の身を案じてくれた事に対して真っ直ぐな返事を返せているので、本来的には愚直な武人なのだろう。気になるのは彼女の回想。彼女の体は雪姫のもので精神を乗っ取っている……と思っていただけに、今の面影を残す幼少期の姿に疑問が。「鬼」の言葉を信じるならば、やはり彼女の体は本来のものではないはずだが。

カルロスの扱いが酷かったが、実は三バカの中で彼が一番性格が悪いのではないかという疑惑が出てきたのでむしろ溜飲が下がったり。*1

しかし、子供っぽさを隠さないソフィーは可愛すぎる! 彼女も大分柔らかくなってきた印象。

*1:茅原はサイコパス、赤城はただの直情馬鹿、という団栗の背比べだが。