たこわさ

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クロムクロ 第十四話「祭に踊る羅刹」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

文化祭に乱入して来たエフィドルグの剣士ムエッタ。雪姫そのものとしか思えない彼女の容姿に気を取られた剣之介は、ムエッタにより胸を一突きにされ倒れてしまう。そのまま止めを刺そうとするムエッタだったが、その前に突如謎の剣士が現れそれを阻止する。ソフィーとセバスチャンも彼に協力し剣之介を守るが、戦いの最中明らかになった剣士の姿は、かつて剣之介が語った「鬼」そのもので――。

感想

以前、由希奈を助けた人物=鬼で確定した様子。もっとも、彼の正体は未だに謎であり、剣之介の記憶の中にある「鬼」と同一人物なのかはまだ不明。エフィドルグの内情を知っているようであり、その言動からはやはりエフィドルグは他人の体を乗っ取って動かしているのではないかと思われ……。とすると、「鬼」本人も他人の体を使っている可能性があるのでやはり肉体ベースは由希奈の父親か?
意外にもパイロットの中で一番観察力があった由希奈と、戦術・指揮能力に優れるソフィーというコンビが誕生(?)。普段は厳しい言動の多いソフィーだが、人の長所については素直に褒める所は実に彼女の美点と言える、かも。他の二人のパイロットが脳筋な分、この二人がうまくはまってくれれば、今回のように戦力は二倍にも三倍にもなりそうだ。
上記も含め、私的には今回もソフィーに注目してしまった。特に、目の前に居ながら剣之介を守れなかった事を悔やむ姿と、動転する由希奈を平手打ちする件が好み。由希奈が表面上テンパリながらも結構やる事やっているのに対し、ソフィーは静かに苦悩するタイプか。

また、毎回「今度こそ茅原が痛い目にあいますように」と思って観ていたが、まさか茅原が真正のサイコパスであるとは思わなかった。いや、ただ単に現実認識能力が欠如していただけかもしれないが……ここからどう転ぶのやら。