たこわさ

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マクロスΔ MISSION 05「月光 ダンシング」感想

一度だけの恋なら/ルンがピカッと光ったら

一度だけの恋なら/ルンがピカッと光ったら

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

ウィンダミアによる新統合軍への宣戦布告は方々に衝撃を与えていた。本格的に「戦争」が始まる事で、ケイオスの面々もこのまま残り戦いに参加するか、それとも戦いを避け去るかの二択を迫られる事になってしまった。
更に、フレイアはウィンダミア出身という事で「スパイなのではないか」と心無い噂まで立てられてしまうが、本人はいたってマイペースを装っていた。だが、はた目にも彼女が無理をしているのは明らかであり、彼女の身を案じたハヤテは「自主練」と称して彼女を連れて夜の空を飛ぶことに――。

感想

二話目くらいまでは非常にどうしようもなかったハヤテが段々と頼もしい青年に成長していく姿は見ていて何とも微笑ましい。彼の成長要因の一つがフレイアへの気遣いだというのもまた何とも好感を抱かせてくれる。
ミラージュも実は中々の気遣い屋だが、不器用すぎてそれが逆効果に終わる事が多く、何とも気の毒だ。ただ、ハヤテのように真っ向からその欠点を指摘してくれる人間の存在が、彼女の成長を促す事になるのでは? とも感じた。
ミラージュに輪をかけて堅物なメッサーは、何か真意があるのか、それともただ単に規律を乱すだけのハヤテの存在が気にくわないだけなのか、今の所はどちらとも判断しかねる。ただ、この手のキャラクターは一旦「デレ」ると中々に頼りになる兄貴分と化してくれるので、今後の動向に注目したい。
ウィンダミアの主張する新統合軍による「搾取」という言葉の真実は微妙に疑わしく、何か裏があるのでは? と思ってしまう。他の異星人種が新統合軍と融和している姿をシリーズ通して観ているだけに、余計にそう感じる。
ミラージュの祖父母たるマックスとミリアがきちんと昔の絵柄で登場したのは、旧シリーズファンへのサービスと言った所か(笑)。