たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などの感想を中心にお送りする雑多ブログ。

甲鉄城のカバネリ 第一話「脅える屍」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

人を喰らう怪物カバネの脅威から逃れる為、日ノ本の人々は「駅」と呼ばれる城塞都市に閉じこもり、危うい安寧の中にあった。
駅の一つ、顕金駅に暮らす少年・生駒は、自ら開発したツラヌキ筒と言う武器でカバネを倒す事を目指す蒸気鍛治であり、「カバネに傷付けられた者もカバネと化す」という事実を前に、過剰な検閲を行う武士達を「臆病」と切って捨てる度胸と明晰な頭脳の持ち主だったが、その態度が不興を買い、牢へと入れられてしまう。そんな生駒に興味を持った謎めいた少女・無名は彼の入れられた牢を訪れるが、その時、カバネに乗っ取られた駿城(列車)が顕金駅に突っ込んで来て――。

感想

第一話からこんな見事なものを見せ付けられたら、もう今後も観続けるしかないじゃないか! と大満足の初回エピソードだった。作画のクオリティも流石だが、単純明快かつスピーディな展開も実に秀逸。
生駒が「感染」から逃れた件については……寸前に四文が潔く自決しているシーンがあるので正直、主人公補正にも感じてしまったが、おいおい理由が明かされていくものだとも思うので特にマイナス要素にはならず。
生駒は絵に描いたような「突撃馬鹿」だが、凡百の作品におけるそれと違って、きちんと正論――「筋が通らない事にはきちんと根拠をつけてNOと言える」タイプなので不快感は覚えず、むしろ好感が持てる。逆にお館さま達はとっとと逃亡する姿勢を見せるなど、生駒の「臆病」という指摘が実に的を射ている印象。日ノ本がカバネに席巻されてしまっている理由は案外、支配層である武士がああいった脳筋主義者ばかりで論理的・戦略的に物事を運んでこなかったからではないだろうか? とさえ思ってしまった。
美樹本晴彦氏原案と言う事で、男性キャラクターは皆どこかファニーフェイス気味であり、女性キャラは逆に少女に至るまでお色気ムンムンと少々好みが分かれるところかもしれない。私的には無名がお気に入りだが、あの童女っぽいファッションはどうやらデフォルトではない様子……可愛いのに、残念(笑)。

甲鉄城のカバネリ ORIGINAL SOUNDTRACK

甲鉄城のカバネリ ORIGINAL SOUNDTRACK