たこわさ

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GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第24話「斯く戦えり」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

帝都へと舞い戻った伊丹達。その目的はゾルザルが軟禁しているピニャと皇帝の救出。しかし、自衛隊は先の要人救出作戦で大規模出動を行ったばかりであり、大人数を動かす事は出来ない。それでも、自分達だけでもピニャ達を助けに行くと意気込む伊丹の前に、元部下である第三偵察隊の面々が現れ協力を申し出る。
伊丹達は無事にピニャと皇帝を救う事が出来るのか――?

感想

※原作は未読です。
「ここで終わりかよ!?」と叫んでしまうぐらいには愛着の持てる作品だった。
前半、颯爽と現れピニャ達を救う格好良すぎる伊丹の姿と、終盤に「盟友」であるピニャの晴れ舞台さえほッぽり出して同人誌即売会を優先する真正クズ*1な伊丹の姿とが好対照で、何ともこの作品らしい終わり方ではあった。

残念だったのはラスト三話における展開のちぐはぐさ。特に伊丹の行動だが、前回は部下達の身を案じるがゆえに急いでいた描写を強調していたのに、今回はいきなり帝都での作戦が終わった事を知っていて緊迫感が無くなっているという、何とも連続性に欠ける展開に違和感を覚えてしまった。あれならば一貫してピニャの身を案じている描写にするべきだったのではないか、と思った。

終盤のカップル誕生ラッシュには思わず爆笑。ボーゼスと富田、菅原とシェリー、健軍とヴィフィータは順調にフラグ消化という印象だが、デリラと柳田は何があった!? という感じだ(笑)。デリラの方が既にデレッデレなのには何か理由があるのだろうが……。あと、シャンディ余ってるなら私が欲(ry

ロウリィとピニャが大好きな私としては、二人にきっちりと見せ場のあったこの最終回は中々に満足感のあるものだったが、やはりこの先の展開が気になるのも事実。原作とも漫画版ともやや違った味付けとなっているらしいこのアニメだけに、やはり続きはアニメで楽しみたい所。二期(3クール目)制作が待たれる。

*1:一応、心底申し訳なく想っているので、許せる範囲ではあるかもしれないが、ピニャの皇太女任命式は「仕事」じゃなくね? と思ったり。