東京レイヴンズ 第1巻 (初回限定版)(書き下ろし文庫小説(東京レイヴンズ lost-girl with cat)+イベント応募券付き) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2013/12/25
- メディア: Blu-ray
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(以下ネタバレ)
陰陽塾の合宿で鈴鹿から一時的にとはいえ開放されると浮かれ気分の春虎と夏目。だが、合宿所では思わぬ人物が二人を待ち受けており……。
やけに展開が早かった印象がありますが、日常回が2つも続いた後なのでやむをえない感じか。それとも原作でもこの辺りの展開は早かったのか。どちらにしてもマイナス印象ではありませんが。
冬児がパワーアップ(?)を果たし、更にはトリックスター的立場から縁の下の力持ち的立場へ移行するかのように、夏目と春虎を守るために鈴鹿に助力を頼もうと真摯な態度で挑む姿は「やだ、カッコイイ……」って感じですね。それだけに、鬼化した姿のダサさが致命的w
今回の事で京子と天馬も鈴鹿の「本性」を知ったはずですが、あんまり驚いたような描写が無かったのは「実はもうバレバレ」だったからでしょうか? 京子なんかはむしろ壁が無くなったと言わんばかりに(一方的に)キャッキャウフフしてましたが。まあ、公共の場で大声で悪態ついてたりしてたので、周囲にバレバレでもおかしくありませんが。
さてさて、鈴鹿が突然「協力してもいい」と言い出したのは、春虎が「北斗の正体が夏目かもしれない」と示唆されても全く同様を見せずむしろ否定見せたからなんでしょうね。鈴鹿からしてみれば、春虎にとって「好き」とはっきりと言わせる存在である北斗の正体が「一番親しい相手」である夏目だなんて、出来レースもいい所でしょうから、それもあって夏目の事を「ずるい」と言って毛嫌いしていた訳で。
しかし、鈴鹿がほっとしたのも束の間、帰りのバスの中で春虎がついに夏目のリボンの秘密――かつて彼が北斗にプレゼントさせられたそれにそっくりな――に気付いてしまい……。いよいよ楽しくなってきてしまいましたw