たこわさ

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ゴールデンタイム 第12話「ドント・ルックバック」感想

原作未読。
(以下ネタバレ)
香子に内緒でバイト中の万里は、同じくNANA先輩の紹介でバイトに来ていたリンダと鉢合わせる。バイト先であるパーティ会場の異様な雰囲気に、ついつい興に乗ってしまった二人は、調子に乗ってきわどい絡みのポーズで写真撮影に応じてしまっていたが、そこに香子がやってきて――。
香子がパーティ会場にやってくる展開はなんだかご都合主義に感じてしまいましたが、もしかするとあの会場はかつて彼女が万里と来た(NANA先輩がライブしていた)のと同じ場所で、万里を求めてさ迷い歩いているうちにたどり着いてしまったのかもしれないとも思ったり。
香子のキレ方がかつての柳澤へのそれとは全く別のものであった所に、彼女がいかに万里を本気で好きになっているかが伺えますね。
香子も万里も、お互いに隠していた事を打ち明けあい、本音で語り合いましたが、それでも香子の心には不安が残り、だから万里に体をゆだねようとしたのでしょうが、それをやんわりと嗜めて、二人だけで最初からゆっくり歩いていこうと言った万里がようやく男らしいところを見せてくれたなぁ、と。リンダへの「決別」宣言も、リンダの気持ちを考えれば可哀想ですが、「過去の自分の気持ち」が襲ってくる万里としては、後顧の憂いなく「過去の自分」と戦うためには必要な禊だったのだと理解も出来。香子の憂いを無くす為だけに(ぉ
つーか、リンダと柳澤のフラグが立ったような気がするんですが、「親友」を失って気弱になってしまったリンダの心の隙間を色恋沙汰の暗黒面ばっかり体験している柳澤が埋めるってのも中々割れ鍋に綴じ蓋な展開でグッドなんじゃないかと思ったり。