たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

神のみぞ知るセカイII FLAG 11.0「いつも心に太陽を」感想

(以下ネタバレ)
長瀬の大好きなプロレスを密着ドキドキ状態(しかも神にーさま眼鏡OFF)で仲良く鑑賞、かと思ったら相手のトラウマを刺激してどんどんと追い込んでおいてから、今度は掌を返したように全力で長瀬のやり方を肯定してしかもそこに仕込んでおいた「クラス全員で迎えに来る」イベント発動――うん、実に見事な「攻略」ですね。
ただまあ、イマイチしっくりこなかったのは、「理想を押し通せ」の件。確かにそれで長瀬の中の何かが変わったのは確かなんだろうけど、あの後マラソン大会はどうしたのだとか、周囲の評価がそうコロっと変わらないんじゃないかとか、色々考えてしまったのも事実。
まあ、そこら辺を度外視すれば、テンポ・演出ともにすばらしい出来だったんですが。最後に長瀬の方から桂馬にキスしたところはちょっと唐突に見えたかもしれないけど、プロレスの辺りで既に陥落ちかかってたので、そこら辺を加味すればいいんではないかと。
私的には、エルシィに焚きつけられるでもなく長瀬を擁護した、ちひろ曰く「同類」の歩美が輝いて見えたことは言うまでもない。*1

*1:ちひろと一緒にギターの話をしてたり、三期への布石をちゃんと打ってくれてる所も何気に嬉しい。