http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/33971
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/34016
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080711-00000015-nnp-l42
まだ地裁レベルなので国が控訴するのはまあ当たり前と言えば当たり前なんですが、それでもやはりどこか釈然としない気持ちが残ります。
また、国側の主張の中に環境への悪影響に対する配慮が欠片も見られないのが気になりますね。災害やら農業やらへの被害は考慮に入れてるのに。これが重大な「環境問題」だという事を全く認識していないのでしょうか?
ちなみに、お隣韓国でもほぼ同じような干拓地問題が過去に発生していますが、既に国側が折れて水門が開放済みだったりします。
ソウル近くの韓国西海岸にある始華(シファ)湖。一帯は、九州の諫早湾干拓より規模の大きな干拓事業が進められたところだ。事業の一環として、湖は94年、沖に閉め切り堤防が造られてできた。淡水化された湖から農業用の水を引く計画だった。だが、周辺の工場地帯から流れ込む汚水でみるみる濁り、「死の湖」と化していった。市民やNGOから激しい批判を浴び、政府は97年に、水門を開放して海水を入れざるを得ない状況に追い込まれた。海水を入れて汚水が薄められたいまは、水質が回復し、魚も戻っている。