たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

Fate/stay night 第15話「十二の試練」

ツッコミどころ満載でした……(以下ネタバレ)

OPが変わりました。デジロック調の曲の良し悪しは置いておくとして、絵の方は私的には好きですね。ただ、今後予想される展開とあんまり関係ない、ファンサービス的な絵が多いような気がして、「アニメだけ」の視聴者を置いてきぼりにしてないか? とも思い。特に、アーチャーVS士郎のシーンとか。もちろん、あのシーンをアニメ化してくれた事自体、それはそれで最高なんですが。
さて今回は、多数の原作ファンが気になって仕方が無かったセイバーへの魔力注入のお話でしたが、良い子の皆も比較的安心して見られるように改変されていて、おじさんは一安心いたしました。
まあただ、「魔術回路の移植」というオリジナル過ぎる設定は、その場しのぎのモノなのか、それとも今後の展開への伏線になるのかで、大分評価が変わってくるんですが……。
また、全体的に話の流れがぎこちないのが気になりました。凛のキスは、意図がちょっと意味不明な感じになってるし、「魔術回路の移植」シーンも何だか手抜きチック。あのヘボイCGのドラゴンはいかがな物か。
アクションシーンも、相変わらず原作をアレンジした「引いた視点」での作画はいい感じなのに、カメラが寄った瞬間に全てが台無しに……。前回の作画で燃え尽きちゃったんでしょうか?
他にもアラがチラホラ。原作だと、凛の「とっておきの宝石」が、どれだけ法外な威力を秘めているかを事前にセイバーの驚きで表現していたのに、アニメ版だとそこをはしょっちゃったのでその威力と価値にイマイチ説得力がないというか。
凛がバーサーカーに締め上げられるシーンも、セイバーが突っ立って「凛、逃げて!」とかいう姿はもうマヌケそのもの。見るからにダメージ受けて立ち上がれない、位の描写をしないと、「逃げてとか言う前に助けに動けよ!」と突っ込みを入れたくなる。
さて、次回のタイトルは何故か「約束された勝利の剣」。アニメだけ観てる人には違和感無いだろうけど、原作知ってると「投影するのそれじゃないですから!」とツッコミを入れたくなりますなぁ……。