たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

PRIDE男祭り雑感

ミルコが負けたのはちょっと衝撃的でしたね。
シウバは、危なかったけど根性で勝った感じ。
ヒョードルは、やっぱり化け物ですね。ズールって、決して打たれ弱いファイターではないし、長丁場に持ち込めば勝負は分らなかったでしょうから、ヒョードルが開始直後から打撃で倒しに行ったのは定石といえば定石なんですが、それを一流のファイター相手に実行できてしまうヒョードルはやっぱり桁はずれに強い!
で、個人的にも、そしておそらく世間的にも最も注目度が高かった吉田vs小川対決ですが……また、凄い試合をやってくれたものです。
1R半ば、吉田がアキレス腱固めを決めたまま両者倒れこんだシーンで、テレビ越しでもはっきりと何かがひしゃげる音が聞こえました。「折れた!?」と殆んどの人が思った事でしょうし、実際に折れていたんですが、試合はその後も続き一進一退の攻防が繰り広げられました。結果的に吉田の勝利に終わった物の、小川のガッツには、吉田派の私も思わず賛美の声を送ってしまいました。
……でも、プロレスじゃないんだから、真剣勝負の後に「一緒にハッスル!ハッスル!してくれねえか?」はやり過ぎ。プロレスなら、試合後のパフォーマンスも含めて「真剣勝負」なんだろうけど、「格闘家」にとっては、試合時間の間だけが「真剣勝負」なんだから、さ。プロレスで生きてる小川が試合とパフォーマンスを同等に扱うのは良くったって、「試合で全てを見せるしかない」吉田にそれをやれというのは、正直酷でしょうに。
下手すりゃ、試合よりもその後のパフォーマンスの方が観客の記憶に強く残ってしまうわけで、それって格闘家にとっては一番の屈辱じゃないんでしょうかね。
後、目に見えて吉田も足を痛めてるのに「おぶってくれ」って、空気嫁。やっぱり私は小川を好きになれないらしいです(苦笑)