表紙は婆娑羅の揃い踏み。神威の位置がちょっと意味深ですね。
(以下ネタバレ含む感想)
遂に有馬が前線に……!
しかし、有馬や天馬の今までのセリフを鑑みれると、彼らはこの一連の戦いで死ぬ、とも受け取れてしまい……。何とも不吉な予感が拭えません。
その超絶な力もそのまま彼の死亡フラグにしか思えない……と思っていたら案の定!!
助野先生はぽっと出のキャラでさえも、その死を痛ましく思わせるのが巧みなのですが……比較的初期の頃からある種のムードメーカーとして活躍してきた有馬が敗れ去る姿を見せられると……来るものがあります。
常に飄々としていた彼が、本来の感情をのぞかせたと思ったら最期を迎えてしまうだなんて……。
もちろん、彼はこの未来を予測していたでしょうから、ただでは死なないはずですが。
ろくろの腕の封印や「陰陽消失」など、物語の根幹に繋がりそうな描写も出てきました。
物語はここから、終焉に向けて一気に加速していきそうですね。
ろくろは少年漫画的ヒーローですが、こちらはちょっとダークヒーロー(ただしツンデレ)ですねぇw