たこわさ

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宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第九話「ズォーダー、悪魔の選択」感想

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第三章(レンタル版)


今回の満足度:2点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

ガミラスの反乱軍からの攻撃を受けたヤマト。
友軍のガミラス艦には避難民達も乗っており、防戦一方となってしまう。
一方、古代はガトランティスの首魁ズォーダーと思わぬ邂逅を果たして――。


感想

なんとも感想に困る。
ズォーダーの「不自由な選択肢」はある種の王道シチュエーションとも言えるのだが……古代が馬鹿正直にそれに従ってしまったことに違和感を覚えてしまった。

何故ならば、古代は常に「常識的で良識的だが多くの犠牲を払う方法」を嫌ってきた男だ。
そんな男が、雪という愛する女性の為だけに、仲間達の力も頼らずに独断専行してしまうのか? という疑問がどうしても拭えなかった。
古代の自分勝手はいつものことだが、彼は仲間達の存在を忘れたことだけはない。今回の彼は血迷っていたとしか思えず……「愛を示した」と言われても何とも納得がいかない。

せめてこれが「最初は理性に従ったが、土壇場で雪を優先しようとしてしまった」という血迷い方だったならば、古代の人間らしさも出たのだろうが……。

君、ヒトヒラ

君、ヒトヒラ