たこわさ

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色づく世界の明日から #08「ほころびのカケラ」感想

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今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

何かと魔法でのトラブルを起こすことが多い琥珀。だが、彼女の行動の根底にあるのは、「魔法で人々を幸せにしたい」という真摯な願いだった。

しかし純粋な厚意が常に良い結果をもたらすとは限らない。
何かとお互いを意識しているらしい瞳美と唯翔の仲を取り持とうと、琥珀は「瞳美の世界に色彩を取り戻す」というお題目を引き合いに出して、様々な手段で二人をくっつけようとするが――。

感想

琥珀の行動原理が「善意」であることは以前から分かっていたが、どうにも彼女の場合それが空回りしてしまっている印象がある。
もちろん、良い結果に働くことの方が多いのだろうが……他人の心に対する繊細さに欠けている節があるのが気になる所。

瞳美と唯翔の場合、お互いを意識しつつも「遠くない将来に二度と会えなくなる」という認識も共通しているからか、付かず離れずを無言のルールにしているような節がある。
そういった、彼らの無意識の自己防衛を台無しにするような琥珀の行動は、何か取り返しのつかない傷を誰かに与えてしまうのではないか……という危惧がある。

例えば、臆病さからだけではなく「現状維持」を望むあさぎのような人間には、琥珀の行動は時に劇薬にしかならないだろう。

次回は何やら話が大きく動きそうな予感。どうなることやら。

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