今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)
あらすじ
アオギリの樹残党の喰種、有馬の意志を継ぎCCGを抜けた0番隊、そして元あんていくの面々……。
立場も思惑も、種さえも異なる人々が金木のもとに集った。
だが、互いの不和は決定的。にもかかわらず、金木は「人間と喰種が共に暮す世界」を作るために、「黒山羊(ゴート)」という組織を作ることを宣言する。
一方、金木達に保護されたアキラは、喰種支援団体の手配した医師により、無事回復していた。
しかし彼女の前には今、父の敵であるラビットことトーカ、そして父が最後に追っていた喰種であるヒナミがいる。
果たしてアキラの判断は――。
感想
原作から様々なエピソードをカットしているので、それと比べると物凄くスピーディな展開に思えた。*1
原作未読の方がどう捉えたのか気になる所。
さて、アキラとトーカ、ヒナミはようやくお互いを「認識」しあった。
決して「和解」ではないのもの、最早お互いを一個の生命であると認めあった段にあっては、容易に殺し合うことなど出来ない。
トーカがあえて「あんたの父親を殺したのはあたし」と告白したのは、互いの間にある超えられない一線をあえて示し、それでも触れ合える部分があることをアキラに気付いてほしかったからだろう。
私的には、アキラと亜門のシーンが大幅にカットされてしまったのが残念に思ったが……次回以降で補完されるかもしれないので、その点は期待しないで待っておくことにする(苦笑
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*1:具体的には、亜門がCCGに囚われる件や、薬品を奪うために研究施設を襲撃する件が丸ごとカット。