今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)
あらすじ
決闘の末、オーサーにとどめを刺したアッシュ。だが彼自身も重症を負い、病院へと収容され警察の監視下に置かれることに。
一方、抗争のどさくさに紛れてギャング達と共に拘置所に入れられた英二は、月龍の根回しで釈放され、そのまま彼に軟禁されてしまう――。
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感想
いつも以上にコメディタッチのシーンが多かったが、話自体はシリアス。
ゴルツィネの性的嗜好によりある種の安全を手に入れいたアッシュだが、彼の共犯者たる高官達にアッシュを生かしておく理由はない。
本格的に命を狙われ始めたアッシュだが、また変態っぽいドクターのもとに連れされ、しかも大々的に死亡ニュースまで流されて……。
ここからどうやって反撃するのか、原作を読んでいた当時も予想できなかった覚えがある。
しかし、今回のエピソードを見ていて改めて、舞台を現代にしてしまったことで色々な齟齬、違和感が生じてしまったな、と思ってしまった。
政府の陰謀を暴こうとするマックス達の行動も、現代の情報社会を鑑みればいくらでも方法があり、更に言えばそれを(政府側が)防ぐ方法もある。飽くなき情報合戦が始まるはずだが……不自然にアッシュ一人にフォーカスが当たってしまっている為に、悪く言えば間抜けな構図になってしまっている。
二言三言でもよいので、その辺りを匂わせる発言があればもう少し物語自体に締まりが出てくるのだろうが……。
時代性を映した作品を現代に置き換えることは本当に難しい。
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