たこわさ

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シュタインズ・ゲート ゼロ 第22話「投企のリナシメント」感想

シュタインズ・ゲート ゼロ 牧瀬紅莉栖 ぷにこれ!キーホルダー


今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

2036年から3000回以上のタイムリープを経て、2011年に帰還した岡部。
鳳凰院凶真」を取り戻した岡部は、レスキネン達の動きを尽く封じ、タイムマシン破壊の運命を覆そうとしたが――今度はロシアの攻撃ヘリが現れ、やはりタイムマシンは破壊されてしまった。

2011年にタイムマシンが破壊されるという確定事象を覆すことは、もはや不可能に思われた?
禁じ手であるDメールを使い、直接に世界線を変えるしか無いのかと苦悩する岡部。だが、Dメールを使えばSERNに捕捉されてしまう。
α世界線へ移動してしまっては元も子もない。

だが思い悩む岡部に、ダルが意外な事実を告げる。
なんとDメールの改良版とも言えるものを作成済みであり、それならばSERNに捕捉される可能性は低いというのだ。

一筋の光明が見えたことで、岡部はタイムマシン破壊阻止の計画を練り始める。
そもそも、岡部達以外にはレスキネンしか知らなかったタイムマシンの所在が何故ロシアに漏れたのか?
そのことを突き詰めて考えていくと、ロシアに亡命したドクター中鉢の存在が浮かび上がった。
彼から紅莉栖へ、そして紅莉栖の記憶をコピーされたアマデウスへと線が繋がり、ロシア側はタイムマシンの情報を得たのでは?

ならば、過去にバックアップされた紅莉栖の記憶データを消してしまえば、そもそもロシアはタイムマシンの情報へとたどり着けない。
しかし、紅莉栖の記憶データを消すということは、アマデウスの存在を「なかったことにする」のと同義であり――。

感想

前回とは打って変わって、心情に直接訴えかけるような、情緒的な回だった。

情報量が多く、もしかすると上記あらすじにもミスリードが幾つかあるかもしれないが……もし気付いた方が居たらご指摘願えれば大変助かるところ。

たとえAIであっても紅莉栖は紅莉栖である、ということがはっきり分かるエピソードだった。

しかし、アマデウスの存在がなかったことになってしまうと、岡部と比屋定の出会いも無くなるのではないかと思うのだが……いったいどんな世界線にたどり着くのやら。