たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

ゲゲゲの鬼太郎(第6期) 第24話「ねずみ男失踪!?石妖の罠」感想

【Amazon.co.jp限定】ゲゲゲの鬼太郎(第6作) Blu-ray BOX1 (全巻購入特典:描き下ろしB2布ポスター引換シリアルコード付)

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

ある日、鬼太郎達のもとに信じられないものが届く。それは「ねずみ男の結婚式への招待状」だった。
「また何か裏があるのでは?」と勘ぐる鬼太郎達だったが、式場に行ってみれば、新婦は気立ての良さそうな美人で、ねずみ男もすっかり舞い上がっていて――。

感想

唐突な海坊主の登場にちょっとびっくりしつつ、ねずみ男の純情ぶりに関心するよりもドン引きしつつ、そして何より石妖は妖怪というよりも現実に存在する女性のメタファーだよな等と感じつつ、気が付けば三十分が過ぎていた。
中々に濃密なエピソードだったように思える。色々な意味で(苦笑

流石にねずみ男の純情にほだされて、石妖がちょっとだけ改心というかねずみ男への情を伺わせた件はやりすぎではないかとも思ったが……少しは救いがなければ、ただの気まずい、ねずみ男が騙されただけの話になってしまうので、あの位がちょうどよいのかも知れない。

石妖の過去作品での出番

あまり記憶にない妖怪だったので少々調べてみたが、原作での初出は「新編ゲゲゲの鬼太郎」であり、アニメでは今回初登場のようだ。

オリジナル単行本は絶版の模様。現在は上記文庫版に原作「石妖」が収録。

こちらでは、ストーリー展開はほぼ一緒ながらも、最後に石妖は海坊主に捕まって海の底で飼われる、というオチ。
因果応報ではあるが、少々気の毒……か?