今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)
あらすじ
2036年の荒れ果てた光景と仲間の壮絶な最期を目撃した岡部は、今度こそシュタインズゲートを目指すという強い決意を固める。
まずは2011年まで戻らなければならないが、25年もの時を遡るには、改良を重ねたタイムリープマシンを持ってしても3000回以上のタイムリープが必要だった。
タイムリープに伴う様々な苦しみや、同じことを仲間達に何度も何度も説明するという終わりなき行為は、岡部にとって想像を絶する精神的負担になるはずであり、比屋定はそれを心配するが――。
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感想
ここ最近のアニメの中でも屈指の「神回」であった。*1
気が遠くなるような時間遡行を繰り返す岡部の苦しみ。
たとえどんな時代であっても、彼を信じ支えてくれる仲間達の信頼。
息もつかせぬ目まぐるしい展開の連続。
……そして鳳凰院凶真の復活!!
前作視聴者にとって、「ゼロ」はあくまで始まりの物語であることはわかりきった事実なのだが……それでも「勝った!」等と一瞬思ってしまった。
原作メインテーマや「スカイクラッドの観測者」が流れるなど、演出面も「勝利」を意識したものになっていたので、この辺りは製作側の術中にはまってしまった、と言ったところだろうか(苦笑
だが、これだけの苦しみを乗り越えても、タイムマシンは爆炎の中に消えてしまった。
よく見るとヘリの機種が変わっていたので、岡部が認識していなかった「敵」がまだいた、ということなのだろう。
おそらく、今回は生き延びていたレイエス教授側の勢力の仕業なのだろう。
この世界線の収束による「タイムマシン爆発」という「決定した事実」を覆さない限り、岡部に勝利はない。
奇しくもレスキネン教授が既に勝利の鍵を提示しているのだが……岡部は無事そのことに気付けるのだろうか?
彼の勝利を信じて、次回を待ちたいと思う。
エル・プサイ・コングルゥ。
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