たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などの感想を中心にお送りする雑多ブログ。

浅野りん「であいもん」5巻――変わりゆく季節と変わらないもの

であいもん(5) (角川コミックス・エース)

「早くも」なのか「ようやく」なのか、とにもかくにも無事に5巻の発売です。

物語の季節は冬から春へ。
一果も遂に小学六年生になり、進路などの話もぼちぼち出てくる中で、和がますます「父親」役として成長していって頼もしい限り。一果の方も、和を親代わりとしてなんだかんだ言って頼り始めている様子です。

ただ、和も彼の父親たちも、決して一果を自分たちのもとに縛りつけようとは思っていないんですよね。
遠慮とかそういうことではなく、なんというか、多忙な親に代わって孫を育てている祖父母ポジションというか、そういう距離感を大切にしているというか。
一果の方も当初あった変な遠慮も少なくなり、他人とは違うし「仮」ではあるけれども確かに存在する和達との「親子関係」を受け入れている様子。

いつか、一果の父親が戻ってきた時に、彼女がきちんと「自分の意志」で判断できるように、周囲も一果も心構えをしている感じですね。

その一果の父親ですが……やはり和の「先輩」その人なのでしょうか?
そうならば和の両親はそれを知っていて黙っているということになりますが……一果と和、両方に気を使っているのでしょうか? それとも、まだ二人が知らない秘密があるのか……。

私的には、ひな祭りでの「女子会?」を描いた第22話「雛の宴」がお気に入りでした。
この作品の女性陣はみんなたくましい(そしてどこかちょっと不幸な)のがある意味で魅力的ですよねw
私的には美弦ちゃんが一番のお気に入りになりつつありますが……年齢的にも立場的にも、彼女の恋が実るのは難しそうですね(苦笑



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