今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)
あらすじ
近頃、鬼太郎の家の前に差出人不明の野菜が届けられるようになった。
鬼太郎と目玉のおやじが不思議がっている一方で、ねこ娘の様子はどこかおかしかった。
一方、久々に山奥の別荘へと家族でやってきたまなは、掃除をサボって周囲の散策に出かけていた。
すると偶然にも、近場で畑仕事をしているねこ娘と出会ってしまい――。
感想
まなが案外と都会っ子だったのが少々以外だった。
今回は、ねこ娘がメイン。
見るからにコミュ力や順応力が高そうなねこ娘は、農業だってこなしてしまうし、見知らぬ人ともすぐに仲良く慣れる。まなの誇張ではなく、この第6作のねこ娘は実際にとても素敵な女性だと思う。
モンペ姿も「そういうものだ」と割り切って順応していたが……流石に鬼太郎の前では恥ずかしかった模様。そういった乙女な部分も素敵だ。*1
かわうそにもきちんと救いがあり、誰かが過剰に割を食う話じゃなかったので、後味も悪くなく。第2クールに入ってからの脚本のクオリティ向上は目を見張るものがある。
過去作でのかわうその扱い
この「妖怪かわうそ」も、過去のアニメ作品では度々登場している模様。
ゲゲゲの鬼太郎(第1作)では、第40話「おべべ沼の妖怪」に登場。ねずみ男の悪巧み仲間にして、鬼太郎の旧友というポジションで描かれている。
ゲゲゲの鬼太郎(第3作)では、第31話「オベベ沼の妖怪」で登場。やはり、ねずみ男との絡みがある。
ゲゲゲの鬼太郎(第4作)では、第71話「オベベ沼の妖怪!」で登場。こちらは、ねずみ男やぬらりひょんを手玉に取る強かさを持って描かれている。
ゲゲゲの鬼太郎(第5作)では、第42話「オベベ沼の妖怪かわうそ!」で登場。他のシリーズと異なり、「声を盗む妖怪」という役回りで登場している。
「いたずら好きの妖怪」という共通点はあれど、どれもそこそこのアレンジが加えられている模様。原作での出番がどうだったかは、残念ながら私は記憶していない(^^;
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*1:もちろん、あのシーンはねこ娘がモンペをバカにしているのではない。農家の女性の中には、実際見知らぬ男性に農作業姿を見られると「恥ずかしい」となる方もいる。私がお会いしたのは祖母と同じ年頃くらいの方だったがw