たこわさ

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シュタインズ・ゲート ゼロ 第15話「漸近線のリコグナイズ」感想

存在忘却のパンドラ


今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

鈴羽とダルの要請を受けて、決意を胸に再び帰国した比屋定。だが、空港の出迎えの面々の中に、ダルの顔はない。
実はダルと鈴羽は、喫緊の課題を抱えていた。

それは――ダルと由季の仲が一向に進展していないという、未来の娘である鈴羽にとっては気が気でない「危機」だった――。

感想

ギャグ色強めだったので、夜中にリアルタイム視聴していたにも拘らず、一度だけ我慢できずに爆笑してしまったが*1、鈴羽の母親が惨殺されるシーンについてはあまりにも凄惨過ぎて、言葉を失ってしまった。

α世界戦と比べて、β世界戦の鈴羽はどこか余裕が無いと言うか、張り詰めた印象があったが、それは「最初から平和な時間の記憶がなかった鈴羽」と「わずかながら平和な時間を識っていた鈴羽」の違い、ということなのだろう。

ダルは、長く付き合えば付き合うほど、その懐の深さに敬意を抱かざるを得ない男だが……由季はそれを見抜いていたのか、それとも少々特殊な趣味をお持ちなのか。
我知らず涙を流してしまった鈴羽を慰める姿を見るに、恐らくは前者なのだろうが。

さて、父と母の仲睦まじい様子を見たことで、鈴羽はかがりを巣食うために動き出す決意をした模様。
彼女の決意がどのような結果をもたらすのか……。
むしろ、かがり(の洗脳者)は、鈴羽がタイムマシンを使うその瞬間を待っているような節もあり。

ここからシリアス度が増していくのだろうか?

レスキネン教授への疑念も深まってきた。岡部への友好的な態度が偽物でない事を願うばかりだが……。

ファティマ

ファティマ

*1:ご近所の皆様すいません……。