たこわさ

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ゲゲゲの鬼太郎(第6期) 第15話「ずんべら霊形手術」感想

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今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

特徴的な容姿の為に、心無い人々にバカにされている少女・きらら。
おっかけをしているアイドルは優しくしてくれるが、他のおっかけや同級生、近所の子供にまで冷たくされ続けたことで、きららの中には悲しみとも怒りともつかぬ感情が募っていった。

そんなある日、きららは怪しげな老婆に「自分の容姿を変えたいと思っているのでは?」と言い寄られ、不審さを感じながらも付いていってしまう。
その老婆の正体は、美しい容姿を持つ妖怪・ずんべらであり、きららも美しい顔を手に入れられると言ってくる――。

感想

まさかの二段オチに、しばし呆然とさせられてしまった。
この手の切れ味の鋭い脚本に出会うと、人間はしばし言葉を失ってしまうのだな、と感心させられた。

結末については、解釈がまっぷたつに分かれそうだ。
ユウスケの愛情を持ってしても、きららの美への欲求は抑えきれず魔道に堕ちてしまったのか。
真実の愛によってきららの心は救われ、その精神に呼応するように顔が霊形手術のものに固まったのか。

ユウスケの冴えない表情と驚きようからいって、恐らくは前者なのだろうが*1……解釈の余地をある程度残した点は見事の一言。

きららの最後のあっかんべーについても、色々と想像をかきたてられる表情だ。

一点、「何故、のっぺらぼうになってしまうのか」について説明が不足していたようにも見受けられるが……それを理由に減点するのも野暮というものだろう。*2

*1:ラストシーンで、ユウスケはファンに囲まれながらもどこか冴えない表情をしていた。あれは、思いを寄せるきららが自分の元から去ってどこかへ行ってしまった故、と解釈することが出来る。

*2:「死人の顔」だから~、という説明が無かったように思える。私が聞き逃しただけかもしれないが。