たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などの感想を中心にお送りする雑多ブログ。

シュタインズ・ゲート ゼロ 第11話「存在忘却のパンドラ」感想

零化域のミッシングリンク


今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

比屋定は密かに紅莉栖の遺品であるノートPCを保存していた。しかもそれを、「信頼できる筋」に解析させているという。
米露の情報機関がタイムマシンを巡って熾烈な争いを繰り広げる中、そのノートPCはまさしくパンドラの箱とでも呼べる危険な代物。「決して中身を明らかにしてはいけない」という岡部の剣幕に、比屋定は解析屋とコンタクトを取り現状を確認することに。

セキュリティ上の理由なのか、解析屋の指示に従い厳重に守られたとある隠し部屋へと辿り着いた岡部と比屋定。二人を待っていたのは、なんとダルだった。
ダルは秘密のバイトとして、解析を行っていたらしい。
ノートPCの解析は順調に進んでいたが、まだまだ時間はかかる。岡部は比屋定に解析を止めさせる為に、遂にタイムマシンにまつわるあの二週間のあらましを彼女に語り始める――。

感想

故人のノートPC、しかも@ちゃんねらーだった紅莉栖のものとなると、別の意味で「パンドラの箱」なのではないだろうか……等という益体もない感想はともかく。

遂に、比屋定にも電話レンジやタイムリープマシンの事を明かした岡部。ダルの後押しがあったとは言え、他人を巻き込むのを良しとしない岡部が秘密の一部を明かした所に、岡部の比屋定への信頼の強さが窺える。
もちろん、やむを得ずという部分は大きかったのだろうが、それだけでは岡部は秘密を明かさなかったことだろう。

「死なない」という確信があったとは言え、銃弾の雨の中、比屋定をかばうことには相当の勇気が必要だったであろう。岡部のああいったヒロイック過ぎる部分は流石。
――まあ、あれで男女問わず落としてしまうのだからある意味質が悪いのだが(笑)。

紅莉栖のノートPCの破片を、手の平に突き刺さるほど強く握りしめていた比屋定。
岡部はそれを、彼女の優しさだと判断したようだ。比屋定自身はそれを執着であるとか劣等感の表れであるとか考えていたようだから、岡部の優しい言葉がどれだけ救いになったのか、計り知れない。

襲撃者の正体については、最後まで騙されてしまった(苦笑
最初のリーディングシュタイナー発動時に、微妙に世界線が変わっていて「彼女」の存在も改変されていた……等と的外れな予想をしていたが、見事にミスリードに引っかかってしまったようだ。
かがりが眺めていたテレビCMもあからさまに怪しく、気になる所。


さて、比屋定達がアメリカへ帰国して、物語は一段落といったところらしい。
しかし、前作を履修済みの人間には、此処から先の未来が決して明るくないことが既に分かっている。
それだけに「この先を観るのが怖い」のだが……同時にとても気にもなってしまう。
毎度のことだが「次回早く!」と思わせてくれるアニメスタッフの手腕には脱帽するばかり。

STEINS;GATE 0 - PS4