たこわさ

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多田くんは恋をしない #11「特には何も」感想

ほっとけないだろ


今回の満足度:3点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

誰にも告げずに日本を発ってしまったテレサとアレク。
写真部の面々は狼狽し寂しがるが、光良は「いなくなってしまったものはしょうがない」と達観した様子――に見えるも、内心では激しく動揺しており、何をしていても上の空の日々が続いていた。

そのままテレサ達から連絡はなく、季節は流れて冬。
未だ晴れぬ光良の心の行方は――。

感想

予想通りの筋道を通って、予想通りの展開に行き着いてしまったので、あまり盛り上がりを感じられなかった。
例えば今回の話がAパートにまとまっている位の長さだったら、もう少し印象は変わったのだろうが。

光良の心情を丁寧に描きたかったのだろうが、どうせなら周囲の人々に少しずつ変化が起こる中、それでも多田はテレサの事が頭の何処かに引っかかって立ち止まってしまっていた……というような描写の方が対比になっただろうし、何より単調にならなかったのではないだろうか。
例えば一と委員長の関係に明示的ではないが確かな変化が見受けられるとか、ゆいの背が伸びるorイメチェンするなど、年相応の変化が起こるだとか。

この分だと最終回まで予定調和が続いていきそうだが、どうなることやら。

TVアニメ「 多田くんは恋をしない 」エンディングテーマ「 ラブソング 」